天才兎に捧ぐファレノプシス

作品名：天才兎に捧ぐファレノプシス
作者：駄文書きの道化
URL：http://novel.syosetu.org/19766/
★★★☆☆

実験体として作られた人間に憑依転生した主人公が、いびつな精神構造ながらも自信を拾ってくれた束のために頑張っていたら原作が大きく変わっていたという話。
篠ノ之姉妹の和解や一夏の鈍感脳の改善。さらにはラウラの立ち位置が根本から変わっているなどの変化が起きている。

原作開始前に主人公と出会ったことによって、束の内面に大きな変化が起きていくことがメインの話。
そのため本編は原作開始前に終わり、原作の話が後日談的扱いになっている。
わりと無茶苦茶な風呂敷のたたみ方をしているところもあるけど、そもそも原作が未完結の作品なので、こうなってしまうのはしかたないか？